FC東京VS浦和レッズ
2010年9月12日(日)19:04 試合開始 味の素スタジアム
観客数:29,959人 気温:27.8度
芝状況:全面良芝乾燥
湿度:76%
天候:曇り 風: 弱風
主審:佐藤 隆治
副審:山崎 裕彦・五十嵐 泰之
2010年9月12日(日)J1第22節 FC東京対浦和レッズ戦ダイジェスト動画
|
1得点目(PKゲットまで) ポンテが中央付近でファールを受け⇒元気ドリブル⇒ポンテ⇒柏木ドリブル⇒エジがポスト⇒元気がドリブル、森重に倒されPK
|
Yahoo戦評
敵地に駆け付けた数多くのサポーターに勝利をプレゼントしたい浦和は、前半から原口が積極的に仕掛 けるなどチャンスを作るが、得点を奪えない。守備面ではスピラノビッチを中心に好守を見せ、スコアレスで前半を終える。試合が動いたのは後半20分だっ
た。原口がペナルティエリア内でドリブルを仕掛けると、森重のファウルを誘いPKを獲得。同21分にこれをポンテが落ち着いてゴール左隅に決め、待望の先
制点を奪取する。これでリズムをつかんだ浦和は多彩な攻撃を披露。追加点こそ奪えなかったものの、貴重な勝ち点3を手に入れた。
- 【J1:第22節
F東京 vs 浦和】フォルカーフィンケ監督(浦和)記者会見コメントフォルカーフィンケ監督(浦和):
「今日、このような形で勝点3を取ることができて本当に喜んでいます。そして、私は本当ならば厳しい試合になると思っていましたが、選手たちには意図的に
その話をしませんでした。今日の試合は、6人の主力級の選手が離脱していたわけですが、私たちはこのようなパフォーマンスを見せることができ、最終的には
結果を残すことができました。本当に喜んでいます。多くの選手が、しっかりと最後の最後まで戦うことができていたし、優れたプレーを見せていたと思いま
す。そして、若い選手たちがどんどん台頭してきていますし、今後、彼らが主力としてチームの顔になっていくことでしょう。高橋峻希、スピラノビッチ、原口
元気、細貝萌、そして柏木陽介など、これらの選手が今後、長年に渡ってこのチームの顔として、そして柱として活躍していくことになるでしょう。これは、特
に今日の試合で指摘しなければいけないことだと思います。なぜならたくさんの主力級の選手が離脱していたからです。もちろん現在、離脱している選手たちが
はやく戻ってくることを願っています。なぜなら、現時点で私たちも彼らを必要としているからです」
Q:細貝選手が代表から戻ってきて変わったという印象をお持ちですか?
「似たような質問を私は何度も受けました。ただし、現在の細貝という選手は、彼が代表に行く前に私が知り合った選手と同じ選手です。ただし、ワールドカッ
プの後は新しい代表を作っていくということもあって、これからの新しい選手が代表に招集されます。しかも(細貝は)最初から2試合とも90分フル出場する
ことができました。このような状況なら細貝という選手だけでなく、それ以外の若い選手にもいい刺激になるし、大きな自信にもなる。私たちの細貝は、この2
試合のうち1度の試合ではとても優れたプレーを見せていました。このような後に、メンタル的な強さをつけて帰ってくることはよくあることです。そして、阿
部が私たちのチームからいなくなったこともあり、細貝は鈴木啓太の次の第2のキャプテンとして、チームの中でも認められている存在です。彼がチームの柱に
なっているのは間違いありません」
Q:F東京に決定機を作られながらも、勝ちきることができた理由は何だったのでしょうか?
「実際に、私たちも話をしています。93分~95分の間に失点をしてしまい、それによって合計勝点6を失っています。状況によっては、意図的にポジティブ
な形で語ろうとしています。私たちは選手たちにいつもこう語っていました。『まだまだ改善の余地がある』と。
そのうちの1つが、私たちが支配したゲームを実際に勝ちきるということだったのです。たとえば、鹿島戦を思い出してください。本当ならば、私たちが勝利を
収めても十分に妥当だと思うパフォーマンスでしたが、最終的には引き分けに追いつかれてしまいました。際どい状況や、試合終了間際で大切になってくるのは
選手たちがピッチの上でコーチングすること、お互いに助け合うこと、そして最後の最後まですべての選手が走りきること、そしてリーダーシップを持った選手
が出てくること。さらに、彼らがほかの選手を引っ張ることが重要なのです。実際に、柏木陽介、それから細貝、スピラノビッチといった何人かの若い選手たち
がリーダーシップを身に付けつつあります。今後も、このような若い選手たちが私たちのチームの顔となって柱になって、このチームを支えていくことになるで
しょう。これは私にとって大切なことです。忘れてはならないのは、今から1年半前にここに所属する選手たちで新しいチームを作り上げてほしいという話を受
けてこのチームに来た。当時の私が引き継いだチームというのは1つのハイライト、山を越えていました。それによって新しいチームを作らなければいけなかっ
た。ただし、金銭的な面もあって、私たちのクラブが今後支払うことができる選手たちだけで優れた新しいチームを作り上げてほしいと頼まれたのです。ですの
で、ここ最近、何人かの若い選手がしっかりとした新しいチームの顔となって、柱となってこのチームを支え始めているのは、とてもすばらしいことだと思いま
す。必ずこのチームの未来に繋がっていくことだと思います。ただし、同時に年上の選手が必要なことも事実です。山田暢久、ロブソン・ポンテたち、年上の選
手が必要な状況も必ず出てきます。そして、しっかりと褒め称えなければいけない選手がいます。それが、山田暢久です。今日は彼にとって449試合目のJの
試合でした。しかも35歳になって初めての試合でした。これはすばらしいことだと思います」
Q:主力がいない中でチームの心臓部である細貝選手と、柏木選手のユニットが機能していたと思います。阿部選手がいなくなった中で、そういった機能性が発
揮されたことはどういった部分が機能したからでしょうか?
「たしかに今、
このような状況でそのような質問を受けることは妥当なことだと思います。本来ならば、鈴木啓太や阿部勇樹がここでプレーすることができていました。彼らが
経験あふれる貴重な選手だったことに間違いありません。ただ、忘れてならないのは今年に入り、私が今シーズンの柱と考え、主力としてプランニングしていた
山田直輝がけがで離脱してしまったこと、ほぼ1年、シーズンを通して彼を使うことができなかったことはとても大きな誤算です。このような厳しい状況に私た
ちが置かれているからこそ、細貝や柏木がこのチームの新しい顔として育ってきたことに、とても大きな喜びを感じています。たしかに大きな穴が生まれたこと
は事実ですが、新しい後継者が生まれていることも一つの事実です」 - 【J1:第22節 F東京 vs
浦和】試合終了後の各選手コメント - 【J1:第22節 F東京 vs
浦和】レポート:両チームにあった確かな差。F東京またしても浦和に敗れる。
0 件のコメント:
コメントを投稿