浦和レッズVS川崎フロンターレ
2010年4月18日(日)J1第7節 16:03分試合開始 埼玉スタジアム2002観客数:46,313人 気温:16.3度
芝状況:全面良芝乾燥 湿度:33% 天候:晴れ 風:弱風
主審:村上 伸次 副審:相樂 亨・五十嵐 泰之
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2010年4月18日J1第7節 浦和レッズ VS 川崎フロンターレ戦ハイライト動画
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「Jリーグを代表するチームと戦ったが、予想通り厳しい試合になりました。戦う姿勢、アグレッシブなプレーなど様々な要素がしっかりとゲーム中に見ることができたし、本当の意味で価値のある優れた試合だったと思います。お互い協力し合いながら得点を取るという強い意思も見られました。私たちはチームスピリット、自分達の自信を深めるために毎日の練習で努力を積み重ねています。そしてこのような結果が出たのではないでしょうか。しかし、まだまだ改善していかないといけない部分はたくさんありましたし、今後もしっかりと仕事をしていきたいと思います。それから今日は特にサポーターに感謝したい。今日はすばらしい形で応援してくれたし、最後の最後まで一緒に戦うことができました」
Q:先制したあと、川崎Fが攻撃に来たところを鋭いカウンターで追加点を奪えていたが、その要因は?
「外部の一部の人間が違う見方をしていたのかもしれませんが、私たちは現時点で正しい方向に向かって成長しています。成功を収めるために、チームは成長している状況です。私たちが進んでいる道が正しいことは今日の試合で証明されたのではないでしょうか。どのような形で勝利を収め、どのような形で試合を支配するのか。そのことを実践しました。そして私たちが比較的早い段階で2得点を決めることができたことは、選手のモチベーションにもとてもいい影響を与えましたし、内容的にはいつ3点目が入っていてもおかしくなかった」
Qボランチが点を取ったが、内容的には得点にふさわしいものだったと思います。堀之内選手を含めた3人の評価は?
「1年前にも話したが、ボールオリエンテッドなサッカーをしっかりと実践していけば、中盤の選手が年間を通して6、7ゴールを決めるのは珍しくないことです。あまりこのことについて突っ込んだ話はしたくないが、そのようなプレースタイルを実践できているから中盤の選手がゴールを決めているという事実が見えてくる。私が率いてきた全てのチームで、中盤の選手はゴールを決めてきている。少なくとも去年に比べて、中盤の選手はより多くのゴールを決めることになるでしょう。大切なのはどのような形でチャンスを作り出すかということです。できる限り、相手のゴールライン近く、深いところまで突っ込んだあとに、後ろから飛び出してきた選手がボールを受けてゴールを決めると。このようなことは、自分達がやろうとしているサッカーの流れから自然に生まれているのです。今日はエジミウソンが優れた試合をしていたと思います。もしかしたら一部の人間は今日彼がゴールを決めなかったから良くなかったと言うかもしれませんが、実際にはまったく違います。今日、彼は優れたプレーをしていました」
Q:タイトルを争うライバルを倒して首位に立ったが?
「私たちは優勝を目標にしている鹿島、FC東京、そして川崎Fという強豪チームと戦いました。私はあることをサッカー業界で学んでいます。それは毎日の仕事をしっかりとこなすこと、そしてこの道をまっすぐと進むことが目標だということです。大切なのはこれからどのような形で次の試合に準備をしていくか。毎日やらなければいけない仕事をやっていけば、将来的にいい順位を得る可能性が大きくなるでしょう」
Q:全体としては完勝だが、現象的には偶発のゴールがあり、相手に押し込まれていた。浦和がコントロールしていたわけではなく、危ない場面も作られていたが?
「私は違う見方をしています。あのような形でリードを奪われた川崎Fが攻撃を繰り出してくるのは予想できたこと。そしてあの時間帯で川崎Fはとても速いス ピード、テンポですばらしい形でプレーしていた。だからこそ自分達は高い集中力、強い意思をもってプレーしないといけなかったし、できる限りボールをキー プしなければいけなかった。私が求めていることは実践できませんでしたが、川崎Fがあのようなテンポを長い間持続させることができないというのもわかっていました。私たちは川崎Fが10分から20分以上、あのテンポをキープすることができないと思っていました。
今日は魅力的な試合だったと思いますが、魅力的な試合になるためには片方だけじゃなく、両方が必要です。川崎Fにまったくチャンスがなかったわけではもちろんありません。とても優れた相手ですし、3-0の結果だけを見れば完勝だが、相手が優れていたことは認めなければいけない。彼らがゴールを決めていた可能性は十分あった。2つのチームが優れた試合をしていたのは事実だったと思う」
Q守備的な堀之内選手を早い段階で入れていたが?
「内部について話したくないが、堀之内はとても価値のある、いつでも途中出場できる、しかも様々なポジションでプレーできる選手です。ハーフタイムのときに、後半15、20分あたりで彼を起用することになると話していた。相手が中村憲剛を入れてきたこととは一切関係がありません。私たちは中盤をもっと厚くしたいと思って4-3-3でプレーしました。柏木も後半の15分間は前半よりも低めの位置でプレーしていました。あの時点ではポンテ、エジミウソン、達也の3人のFWがいたわけです」
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