京都サンガF.C.VS浦和レッズ
2010年7月28日(水)19:04 試合開始 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
観客数:10,530人 気温:28.3度
芝状況:全面良芝乾燥 湿度:71% 天候:曇のち雨 風: 弱風
主審:吉田 寿光 副審:青木 隆・金田 大吉
2010年7月28日(水)J1第15節 京都サンガF.C.対浦和レッズ戦ダイジェスト動画
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Yahoo戦評
京都は前半から選手の距離感が悪く、長めのパスをカットされポゼッションされる悪循環が続く。後半
には改善が見られたものの、早々にサヌのミドルシュートで失点。その後はGKのミスや、攻め上がりの裏を突かれて失点し、なすすべなく敗北した。浦和はポ
ンテがタメを作り、複数の選手が後ろから走り込む理想的な攻撃を見せる。さらには、ボールタッチ数でリズムを変えてゴール前に迫るなど、圧巻のアクション
サッカーを展開。安定したパス回しをベースに攻め立て、リーグ戦5試合振りの勝利を大差で飾った。
- 【J1:第15節
京都 vs 浦和】フォルカーフィンケ監督(浦和)記者会見コメント
フォルカーフィンケ監督(浦和):
「このような形で大差をつけて勝利をすることができて本当に嬉しいです。正直なところ前回の京都対川崎F戦の映像をしっかりみましたけど、その試合では京
都が相手の川崎Fと大きな実力差がないと証明していました。そして不幸な形で0-1という結果で敗戦しているのです。ですので、前もって私たちが4-0で
大差をつけて勝利を収めるということはなかなか予想できなかったと思いますし、実際にこの様な結果を残すことができて非常に嬉しく思っています。私たちに
してみれば、ここ最近の2試合はとても不幸な形で負けていました。しかも前回の試合から今日まで3日間しかなかった訳ですから、そういう意味では頭の中を
しっかり切り替えて次の試合に向けて準備をすることが大切だったのです。確かに2試合連続結果がでなかったというのもあって、批判が出ていたというのもよ
く理解できます。しかし大切なのは選手たちがこの様な状況の中でも自信を失わないこと、そして自分たちの能力を信じることです。そして、そのように頭の中
を整理して、今日、再び結果を残すことができました」
Q:先ほど、京都と川崎Fと差が無かったという話がありましたが、浦和と京都では、浦和の方がゲームを支配し、差があったように観えたが
「正直なところ、私は相手に対しあまり多くは語りたくありません。ただし、一つ事実なのは私たちがこの試合に向けて、準備の一環として前回の試合の映像を
しっかりと観たこと、そして分析したことです。前回の試合では京都にしてみればとても不幸な形で、試合終了間際、89分の時点で失点を喰らってしまって、
それによって0-1で敗戦を喫してしまった訳ですし、前回の試合での京都ということを考えると、とても大変な対戦相手になるなと私は思っていました。今日
みたいな大差がついて勝つということを予想していた方はあまり多くはいなかったと思います。ただし、今日の勝利に新たな価値を与えるためには、次の土曜日
の試合で再び勝点3を奪うこと、これが最も大切なことです。そのために準備しなくてはなりません」
Q:後半に4点は入りましたが、前半は0-0ということで、前半についてはどうお考えか
「今日のような前半のパフォーマンスを考えますと、選手たちに勇気を与えることがもっとも重要なことだったと思います。私たちは前半、しっかりとボールを
回すことができていましたし、しっかりとボールをキープしていることもできていました。それによってしっかりした守備もすることが出来ていた訳です。そし
て、あのような形でのしっかりした守備を行っていけば、必ず先取点を奪うことができる、そういうことを選手たちに伝えていましたし、選手たちも最後の最後
まで、1-0のゴールが生まれるまで信じて助け合いながら戦わなければなりませんでした」
Q:対戦相手の京都は、若い秋田豊コーチが監督に就任しての初めての試合です。若い監督に何かアドバイスを与えるとしたら、どんなアドバイスを?
「私たちのクラブの中にも、幾つか工事現場がありますし、この私たち浦和レッズのチームが長期的に成功を収めるためにまだまだやって行かなくてはならない
ことが沢山あります。私はその仕事に集中したいので、京都のことに関しては一切コメントしたくないということにご理解頂ければと思います。将来チームが長
期的なスパンにあたって結果を残すために今、私たちは土台を作っているのです。土台を作るためにはしっかりとした土が必要です。その土を集めるためには、
細かいところから色んなためにならない要素が観えてくるのです。私たちは今、それを徐々に直しているのです。そして、これだけの長い時間をかけて土台を作
らなければならないという現状に、ある意味怒りを感じることもあります」 - 【J1:第15節 京都 vs
浦和】試合終了後の各選手コメント - 【J1:第15節 京都 vs
浦和】レポート:細かな綻びを見逃さなかった浦和に後手を踏んだ京都、大敗を喫する
れ0-1とされると、同19分には京都がワンバウンドしたボールに対しヘディングクリアの目測を誤り、後ろへ抜けると、ゴール前で3対2の数的不利を作ら
れ、エジミウソンからポンテとつながれて0-2とリードを広げられる。同30分には相手のクリアボールをGKが処理しきれずにエジミウソンに奪われて
0-3とされ、終了間際の43分、京都は前がかりになったところをカウンターで攻められ、右サイドのポンテから左サイドへ、途中出場の宇賀神友弥にエリア
の外からきれいに右隅へ流し込まれ、宇賀神のJ1初ゴールで0-4とされ試合終了。
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