名古屋グランパスVS浦和レッズ
2010年8月14日(土)19:03 試合開始 豊田スタジアム
観客数:31,715人 気温:26.9度
芝状況:全面良芝乾燥 湿度:88% 天候:曇り 風: 無風
主審:岡田 正義 副審:八木 あかね・村上 孝治
2010年8月14日(土)J1第18節 名古屋グランパス対浦和レッズ戦ダイジェスト動画
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序盤は、浦和が積極的に攻めて試合のペースをつかんだが、ゴールは奪えずに前半を折り返す。後半に
なると、名古屋が高さを生かし、両サイドから精度の高いクロスで徹底的に攻める。これが奏功し、後半9分に闘莉王のヘディングで先制。その後は、前掛かり
となった相手に同点とされたものの、呼吸の合った組織的なオフェンスを見せて2点を追加。盤石の試合運びで4連勝を飾り、チーム状態の良さを感じさせた。
一方の浦和は、宇賀神のミドルシュートで一時は同点としたが、その後は相手の圧力に屈して守備が決壊し、3連敗となった。
- 【J1:第18節
名古屋 vs 浦和】ストイコビッチ監督(名古屋)記者会見コメント - 【J1:第18節
名古屋 vs 浦和】フォルカーフィンケ監督(浦和)記者会見コメント フォルカーフィンケ監督(浦和):
「本日の試合の内容についてのコメントは、少し控えさせて頂きたい。私たちの内容を考えれば、結果が合っていないからです。とても長い時間にわたって、私
たちのチームが優れたプレーを見せていたと思いますし、確かにこれだけのチャンスを作り出しながら、前半のうちにリードすることができなかったこと、先取
点を奪うことができなかったことは、今日の試合のひとつの問題点でした。そして相手に得点を許したあとも、私たちのチームの選手たちが最後の最後まで諦め
ず、強い意志を発揮しながらプレーをし、宇賀神のゴールで追いついたことは評価しなければいけないと思います。その後におきてしまったことは、非常に不運
なことでした。ペナルティエリアの前でボールを回していた時に、相手の選手にボールを渡してしまったということです。もちろんこれはわざとしたわけではあ
りませんが、とても不幸な形で相手のチャンスを生み出してしまいました。感覚からいえば、自分で自分のひざの裏を銃で撃ってしまったようなものです。自分
たちで作り上げてきたものを、自分たちで再び壊してしまいました。今日のプレー内容、そして私たちの見せたプレーを考えれば、選手たちは一切恥ずかしがる
必要はないと思います。しかし、多くのサポーターが今日の結果に関して、勝点を取れなかったことに関して、非常に落胆していることは、とても理解できま
す。私たちも同じ気持ちです」
Q:前半はかなりいい形でプレーしていたポンテ選手を代えた理由は。
「ポンテに関しては、今日の前半のプレーは期待していたほどよいものではありませんでした。ただし、これは特別にひどかったということではありません。選
手にはそれぞれの試合によって調子がありますし、なかなかいい形で試合に入れないときもあります。今日のプレーはそこまで満足できるものではありませんで
した。そのために、彼がピッチから去ることになったのです。しかし、これが大きな問題だとは思っていません」
Q:去年まで一緒にプレーしていた闘莉王選手が得点しました。彼のプレーについては。
「これはサッカー界ではよくあることです。選手が以前所属していたクラブに対し、得点を決めるということはよくあることです。そしてこのことについて、私
がわざわざ皆さんに説明する必要はないと思います。ヘディングに関してとても危険な存在であることはわかっています」
Q:鈴木選手が出場できなかったことの影響はありましたか。
「答えるのが難しい質問です。なぜならば、鈴木啓太はここ2ヶ月に渡ってコンディションを取り戻して優れたプレーを見せていました。ですから、今回のよう
に彼が試合に出ることを想定して、私たちは様々な準備を行ってきたわけです。しかし試合直前でケガをして試合に出ることができなくなってしまった。こうい
う状況が起こってしまったことは、非常に残念です」
Q:なかなかゴールを挙げられない試合が続いていますが、このことについては。
「この、決定力を上げるということは、サッカー界で最も難しいことです。たくさんの練習をすることによって、自分たちが組織的なプレーをできるようになる
こと、そのことで得点チャンスを多く作り出せるようになることは、可能です。そして私たちはしっかりとした成長をしてきたと思います。組織的に守備でも攻
撃でも動けるようになったこと、そして攻撃の時には多くの選手が絡むことによって、多くの得点機をつくりだすことができるようになってきたこと。ここまで
私たちは成長してきました。ただし、ここから、このたくさんの決定機をゴールに結びつけるということが、最も難しく、最後に踏まなくてはいけないステップ
なのです。そしてこれは世界を見渡してもそうなのですが、たくさんのゴールを定期的に挙げることのできるFWの選手たちが、多くのお金を稼ぐことができる
ようになっています。毎シーズンのように15~20得点を約束してくれるFWが最も多くのお金を稼いでいる。たくさんの練習をこなすことによって、チーム
の組織のレベルを上げることはできます。そして様々なこと、守備にしてもオーガニゼーションにしても、できます。しかし最後の最後にゴールを決めるという
こと、これが最も難しいことなのです」
Q:再開後は1勝5敗となりましたが、この結果についてはどう思われますか。
「もちろん私もとてもガッカリしています。しかし私はガッカリしている状況と気持ちを、毎日の仕事にぶつけて、建設的な形で仕事をしていきたいです。そし
て出来る限り早く、この間の京都戦のように、一度ゴールを決めれば、私たちがたくさんのゴールを挙げることができるような状況を再び作り上げなければいけ
ません」 - 【J1:第18節 名古屋 vs
浦和】試合終了後の各選手コメント - 【J1:第18節 名古屋 vs
浦和】レポート:後半だけで3得点の猛攻を見せた名古屋がリーグ再開後無敗をキープ。劣勢の展開を跳ね返す勝負強さを発揮し、ついに首位奪取に成功した。
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