湘南ベルマーレVS浦和レッズ
2010年8月21日(土)19:03 試合開始 平塚競技場
観客数:14,095人 気温:27.3度
芝状況:全面良芝乾燥 湿度:80% 天候:曇り 風: 中風
主審:家本 政明 副審:宮島 一代・越智 新次
2010年8月21日(土)J1第20節 湘南ベルマーレ対浦和レッズ戦ダイジェスト動画
|
1得点目右コーナーキックのクリアをサヌが拾い⇒左の宇賀神のクロス⇒スピラがヘディングシュート
|
ボールポゼッションで勝る浦和が常に優位に立つ展開ながら、前半はスコアレス。しかし、スコアは後
半に大きく動いた。途中出場のエスクデロが前線で躍動。相手ディフェンスを引き付けてスペースを作る動きや、ドリブル突破でチャンスを作るだけでなく、自
らもシュートを決める大活躍を見せた。エジミウソンが2点を追加するなど4得点を挙げた浦和は、5試合振りの勝利。浮上のキッカケをつかんだ。一方の湘南
は、終了間際に1点を返したものの、相手の人数を掛けた攻めに屈して完敗。7試合勝ち星がない状況となってしまった。
- 【J1:第20節 湘南
vs 浦和】反町康治監督(湘南)記者会見コメント - 【J1:第20節
湘南 vs 浦和】フォルカーフィンケ監督(浦和)記者会見コメントフォルカーフィンケ監督(浦和):
「内容からすれば妥当であった先取点を自分たちで奪うことができ、その後解放されたようなかたちでプレーに専念できました。このようなかたちで勝利を収め
ることができて、うれしく思っています。
今年に入ってから多くの試合で私たちは決定的な得点チャンスをたくさん作り出していたし、その数は相手を完全に上回っていた。にもかかわらず、なかなか
ゴールを決めることができなかった。それにより、多くの選手たちのプレーや能力にブロックがかかった状態が続いていた。しかし、逆に言えば先取点を奪うこ
とによって選手たちが解放されて自分たちの能力を発揮できる状態に、今日の試合ではなりました。どのような状況であろうと、大切なのはすべての選手たちが
強いメンタリティを保ち続けることです。選手同士、得点チャンスさえ決めていけばいいんだと、建設的に声を掛け合っていかなければいけない。そしていま自
分たちが進んでる道が正しいものだと、自分たちの能力やプレースタイルからすれば必ずたくさんチャンスをつくり出すことができると、いまより強い自信を
持っていかなければならない。そして最終的にはこのチャンスをゴールに結びつけていかなければいけない。
ただ残念に思っているのは、怪我人が多いなかでエスクデロが4枚目のイエローカードをもらったこと。つぎの鹿島戦に出られなくなってしまったことをとても
悔やんでいる。また阿部については昨夜、本人と直接話し合い、今日スタメンで出場することを決めた。ただしひとつの事実として、彼はとにかく回復に努めな
ければいけない状態にある。W杯のあとの休養期間がとても短かったので、ここ最近の彼のコンディションはまったくいいものではなかった。いま大切なのは彼
がしっかりと回復すること。ですので、これからの週、彼に数日間オフを与える。大切なのは精神面でもリフレッシュすること。そして今日の試合では前半に肩
を痛めてしまった。こうした状況だったので、ハーフタイムで交代することを本人と話し合って決めた。ここ数日間、阿部とさまざまな話し合いをしてきて、彼
の体の状態についてのある事実を知った。阿部は2004年から公式戦では一度も休んでない。怪我や疲労が溜まって出場しなかったことが一度もなかったとい
うこと。世界中を見渡しても非常に珍しいことだし、いかに彼が戦うハートを持っているかのひとつの証明でもある。ただし現時点で彼にとって大切なのは、休
ませることだ」
Q:前半攻めながら点が取れなかった。これまでと同じことを繰り返すのではないかという気持ちにならなかったか
「おかしく聞こえるかもしれないが、私はそこまでナーバスにはなっていない。ピッチで起きていることはしっかり把握してるし、選手がこの状況をどう感じて
るかも理解している。前半、柏木がゴールから7~8mのところでフリーでシュートを外した。それを見て自分は、今日も焦ってはいけない、根気が必要だと感
じた。ただ1-0のゴールが決まった時点で、さらに追加点を決めることができると感じ取っていた。全員が解放されたからだ」
Q:前半は支配してチャンスをつくったが、全員の動き、流れは悪かった。だが後半に入って立て続けにチャンスをつくり、ゴールが生まれた。ハーフタイムに
どんな話をしたのか
「選手たちがたくさんのチャンスを作り出すことができるようになりながらゴールをなかなか決めることができないとき、選手たちが自分たちを信じきる自信と
自分たちのプレースタイルや能力に対する誇りが大切になる。これらの自信をなくしてはいけない。たとえば試合に負けたあとでも、つぎは必ず結果を残すこと
ができるという信念を持たなければいけない。優れたプレーをしながらゴールができない状態はもっとも難しい時間。そうしたとき、悪い内容でも勝ったほうが
まだいいと言い出すひとが出てくる。しかしこれはまったくくだらないこと。ゴールを決められないこうした時期は非常に難しいが、1点目さえ取れば選手たち
も解放されて能力を発揮することができ、結果も付いてくる」
Q:前半9本のコーナーキックがすべて決まらなかったが、湘南の守備がよかったのか
「そこまで危険なものではなかったと思います。ただしコーナーキックの決定力は非常に低いです。またひとつの事実は、湘南にも背の高く身体能力のある選手
たちが揃っていること。それから忘れてはならないのは、私たちが相手のGKを強くしてしまったこと。2本目のコーナーキックのときにGKがセーブして本人
に自信を与えてしまった」 - 【J1:第20節 湘南 vs
浦和】試合終了後の各選手コメント - 【J1:第20節 湘南 vs
浦和】レポート:辛抱強く戦うも、湘南は後半に失点し勝点を奪えず。浦和はエジミウソンのメモリアル弾とともに4発快勝で次戦に弾み。
0 件のコメント:
コメントを投稿